寒冷地でも安心!オリーブの木の育て方とおすすめ耐寒品種|鶴亀園

オリーブの木を寒冷地で育てる方法
オリーブの木は地中海性気候を好むため、寒冷地で育てるには特別な注意が必要です。以下に、寒冷地でオリーブの木を育てるためのポイントを詳しく説明します。
1. 耐寒性の高い品種を選ぶ
寒冷地で育てる際には、以下のような耐寒性のある品種を選びましょう。
- アーベキーナ (Arbequina): コンパクトで寒さに強く鉢植え向き。
- フラントイオ (Frantoio): -10℃程度の寒さに耐える。
- レッチーノ (Leccino): -8℃程度まで耐寒性あり。
2. 鉢植えで育てる
- 鉢の選び方: 通気性・排水性が良い大きめの鉢を選ぶ。
- 土の選び方: 軽くて水はけのよい土壌が適しています。
3. 冬の保護対策
- 不織布やカバーで防寒。根元も保温。
- 鉢植えは室内に移動。夜間の冷え込みを避ける。
- 温室やビニールフレームも有効。
4. 水やりの注意点
- 冬は水やり頻度を減らす。土が乾いてから与える。
- 鉢底に砂利などを敷いて排水性確保。
5. 日当たりの確保
冬場でも日当たりの良い場所に置く。室内では窓辺に設置。
6. 施肥と剪定
- 春と夏に肥料を与える。
- 冬の終わりに剪定。風通しを良くし、枯枝を除去。
7. 風からの保護
冷たく乾燥した風を避け、風除けネットなどで保護しましょう。
8. よくある失敗例とその対処法
- 冬に地植えして枯らす → 鉢植えで移動可能に
- 防寒が不十分 → 不織布+マルチングで対策
- 冬に水やりしすぎ → 完全乾燥後に少量与える
- 日当たり不足 → 日中は窓際へ移動
9. 他の寒冷地向け耐寒性品種
■ ネバディロ・ブランコ(Nevadillo Blanco)
- 耐寒性が非常に高く初心者向き。
■ コロネイキ(Koroneiki)
- オイル用品種。コンパクトで鉢栽培向き。