オリーブの木の開帳型品種おすすめ5品種

オリーブの「開帳型（かいちょうがた）」とは、枝が横に広がり、上向きではなく横方向に伸びる樹形のことを指します。収穫がしやすく、特に手作業で実を摘む際に便利な樹形として、多くの栽培者に好まれています。

1. マンザニロ（Manzanillo）
スペイン原産の開帳型オリーブ。 枝が広がりやすく、果実は大きめで光沢のある黒い実をつけます。塩漬けや酢漬けに最適で、オリーブオイルにも使われます。
2. アーベキーナ（Arbequina）
スペイン・カタルーニャ地方原産。 強い樹勢で耐寒・乾燥に強く、多様な気候で栽培可能。小さな実からはマイルドでフルーティーなオリーブオイルが採れます。
3. レッチーノ（Leccino）
イタリア原産の耐寒性品種。 病害虫に強く、フルーティーでバランスの良いオリーブオイル生産に適しています。樹形は横に広がりやすいです。
4. ピクアル（Picual）
スペイン・アンダルシア地方発。 耐病性が高く収量も安定。オイルは濃厚で苦味と辛味が特徴、酸化に強く世界中で愛されています。
5. フラントイオ（Frantoio）
イタリア原産の高品質オリーブ。 耐寒・耐乾性が優れ、フルーティーでスパイシーなオリーブオイルが特徴。手摘み収穫に最適な開帳型樹形です。