オリーブの木が枯れる原因とは?初心者向け育て方ガイド【画像付きで解説】
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🍃オリーブの木が枯れる原因と対策【画像付きで解説】
原因①:水不足によるストレス
オリーブは乾燥に比較的強いですが、特に鉢植えや若木は水不足に敏感です。
- 葉がしおれたり丸まる
- 葉が黄色くなり落ちる
- 成長が止まる
対策:土の中がしっかりと乾いたら水やり。夏は1~2日、冬は週1回が目安。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの木の水やり(鉢植え)』
原因②:水の与えすぎ(根腐れ)
水を与えすぎると根が酸欠を起こし、黒ずんで腐ってしまいます。
- 葉が一斉に黄色くなる
- 幹が黒ずむ
- 土が異臭を放つ
対策:水はけの良い土、鉢底に石。受け皿の水は放置しない
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの木の水やり(地植え)』
原因③:病害虫の被害
代表的な害虫はハマキムシ、ゾウムシ、根腐れ菌など。
- 新芽の葉を食べられ成長阻害
- 樹液を吸われ弱る
- 根元から全体がしおれる
対策:春~秋にかけて定期的に葉っぱや根元周りのチェック。黒い糞や白い木くずがあると要注意。早期に取り除くことで被害を最小限に。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの木の病害虫』
原因④:不適切な剪定
剪定の時期や方法を間違えると、木がストレスを受けてしまいます。
- 葉が急激に落ちる
- 枝先が枯れる
- 成長が止まる
対策:2〜3月に控えめに剪定。切り口に癒合剤を使用。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの木の剪定について』
原因⑤:土壌の問題
オリーブは弱アルカリ性かつ水はけのよい土壌を好みます。
- 成長が遅い
- 葉が黄色く変色
- 根が浅くしか張らない
対策:腐葉土・石灰・パーライトを活用して土壌改善を。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの土壌について』
原因⑥:寒さや霜のダメージ
オリーブの木は寒さにも強く、マイナス5℃~10℃程度まで耐えられます。しかし強い霜や寒波により葉や枝にダメージが出ることがあります。
- 葉が黒・茶に変色し落葉
- 新芽が出ない
- 枝が凍結・枯死
対策:鉢は室内、地植えは不織布・寒冷紗で保護。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの木を寒冷地で育てる方法』
原因⑦:栄養不足
成長期に必要な窒素・リン・カリが不足すると弱っていきます。
- 葉が薄くなり黄変
- 実がつかない
- 枝の伸びが止まる
対策:春〜秋に緩効性肥料を定期的に与えましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。『オリーブの肥料について』