庭に設置：日照・風通し・地植え/鉢の選択

オリーブは日当たりと風通しを好みます。庭では南〜西向きの明るい場所、建物の陰にならない位置が理想。
地植えは根の張りで安定し、長期的にボリュームが出ます。鉢植えは移動・演出の自由度が高く、季節の模様替えにも最適です。

• 地植え：透排水性の良い土へ改良。粘土質は砂礫や腐植を混和。
• 鉢植え：直射・西日が強い場所はマルチングで乾燥・過昇温対策。
• 剪定：込み枝を間引き、内部へ光を届けると病害予防と結実安定に有効。

玄関に設置：導線・防犯・方角（風水）の視点

玄関は家の顔。視線の集まるアプローチの要に古木を据えると、来客時の印象が大きく変わります。
夜間は足元照明で安全性と演出を両立。防犯上、視認性を高めつつ死角を作らない配置がポイントです。

• 鉢サイズ：転倒防止のため鉢径＝幹径×5〜10倍を目安に。
• 方角（風水）：東〜南東は成長・発展の象徴、南は華やかさを引き出すと言われます。
• 動線：ドアの開閉や宅配導線を妨げない位置に。

方角や縁起を重視する方は、オリーブと風水の関係もチェック。

店舗に設置：来客導線と景観演出

店舗ではファサードの視認性と入店導線が最優先。古木のシルエットは離れた場所からの目印になり、写真映えによりSNS拡散も期待できます。
テラス席やウィンドウ前に配置する場合は、商品の視認を妨げない高さと枝ぶりを選ぶのがコツ。

• 導線：入口の“抜け”を確保し、枝が当たらない高さに調整。
• 鉢：耐久性の高いFRP/ファイバークレイ。可動式キャスター台でレイアウト変更も容易。
• メンテ：年1回の整枝＋軽剪定でシルエット維持。メンテのコツ参照。

鉢と鉢カバーの選び方

見栄えと安全性の両立が大切。重量・安定性・耐候性に加え、古木の幹や枝ぶりと調和するデザインを選びます。

• 素材：FRP・ファイバークレイは軽量耐候。陶器は高級感だが重量注意。
• サイズ：幹径・根鉢サイズに対して余裕を持たせる（転倒防止）。
• 鉢カバー：屋外は排水穴とスペーサーで通気・排水を確保。

詳細は 鉢カバーの選び方 へ。

設置事例（写真で解説）